約4ヶ月前、我が家に新しい家族が加わりました。サテンハムスターの「ぽて」です。リビングに横幅が80センチもある特大ケージを設置し、元気に走り回るぽての姿に、私たちは「犬たちはさぞ興奮するだろうな」と、少しハラハラしていました。
ところが、予想に反して反応は拍子抜けするほど静かなもの。初めの頃にくぅがケージをふんふんと数回嗅いだ程度で、その後は全く興味を示しません。多頭飼いの相棒、こむぎに至ってはケージの存在すらスルーする始末。「意外とクールなんだね」と家族で話していたのですが、事件はぽてが来てから2ヶ月ほど経ったある日に起こりました。
ぽてが回し車で勢いよく走り出した瞬間、それまで近くでくつろいでいたくぅが、急に「ビクッ!」と激しく反応したのです。「え!なにこれ!?動いてる!」と言わんばかりに目をキラキラさせ、ケージの四方を回って必死に観察し、大喜びし始めました。なんと、くぅは2ヶ月もの間、ケージの中に生き物がいることに気づいていなかったようなのです。
さらに驚くべきことに、こむぎが「あれ?何かいる……」と気づいたのは、そこからさらに1ヶ月後のこと。
大きなケージの中で悠々と暮らすぽてと、数ヶ月越しにその存在を知って大騒ぎする犬たち。そんな時間差すぎる「初対面」の様子に、家族全員で大笑いしてしまいました。今ではすっかりぽての動きに夢中な犬たちですが、あの「気づいた瞬間」の顔は、今思い出しても最高のシャッターチャンスでした。
